https://zenn.dev/taiga533/articles/0332efcb3598c2
皆さんこんにちは、株式会社ラクーンホールディングスでエンジニアをしている川﨑です。 そろそろ新入社員が入社してくる時期ですね。新たなメンバーとの仕事にワクワクする方も多いと思います。
私は今年度に入社した新卒社員のメンターを務めました。後輩に本格的に仕事を教えるのは初めての経験だったので、後輩が配属される直前まで「将来を台無しにしたらどうしよう」と考えていました。
結果的に私がメンターをした彼は、1年目とは思えないレベルで素晴らしい技術力を身に着けてくれたので、彼の成長に多少役に立てたのかなと思います。
おそらく来年度初めてメンターとなる方々の中にも、私と同じように良いメンターになれるか不安な方がいるのではないでしょうか。
この記事では 私の経験と反省から、私が思う『メンターになるうえで意識すると良いこと』をお伝えします。 是非メンターになる準備に役立てていただければと思います。
メンターだけが新入社員に業務を教えるのではなく、全先輩社員が新入社員をサポートしましょう。
メンターはついつい全ての業務や技術について教えようとしがちです。しかしメンター自身にも苦手な業務や技術領域はありますよね。自身が苦手な箇所を無理に教えてしまうと自分が疲弊するのはもちろん、新入社員にも質の良い学習体験を提供できません。
そこで、 メンターが教えられない分野は、他の誰かに教育を手伝ってもらいましょう。 そうすることで新入社員はより良い学びを得ることができます。
リモートワーク環境ではメンター以外の先輩社員が新入社員と関わりにくいです。新入社員が組織に慣れるまでは、メンターも一緒に先輩社員へ質問しに行ったりすると良いかと思います。
新入社員は会社組織に入ったばかりなのでSOSを出せない(もしくは見えない)ことがよくあり、リモートワーク環境ではこの問題が特に顕著です。 そのため新人教育ではコミュニケーションにコストをかけたほうが良いです。
新入社員(特に新卒入社の方)の場合、淡々と研修と業務をこなしているだけでは下記のような状態になりがちです。
いわゆる心理的安全性が低い状態です。 こういった状態を作ってしまうと