https://zenn.dev/dowanna6/articles/mentor-traits
弊社では中級エンジニアを育成するプログラミングブートキャンプ「PrAha Challenge」を2年近く運営しています。累計100名近くの方々が参加して、日々実践的な技術課題に取り組みながら、メンターと技術的な質疑応答を繰り返しています。
実はプラハチャレンジの第1期から第5期までのメンターセッションは全て私が担当しているため、累計100名近くのエンジニアの成長を間近に見てきた経験から「めちゃくちゃ伸びるエンジニアの共通点」を見つけた気がしたので、何かの役に立てばと思い、Zennにも書き残そうと考えた次第です。
ちなみに弊社が運営しているpodcastでも同じテーマについて話しているので、耳で聞く方がお好みの方がいたらぜひ以下のpodcastへ!
めっちゃ伸びる人は
「課題を言葉にできたなら、その課題はもう半分解決している」という名言をご存知でしょうか。僕が今3秒でテキトーに作ったので知っている人は居ないはずなのですが、めっちゃ伸びる人ほど自分が理解できていないことを具体的に言葉にするのが大変上手です。
例えば「DDD何も分からん」で終わるのではなく、自分が理解していることと理解できていないことを区別して、根気強く細かな疑問に分解できるかどうか:
より細かい疑問に分解できる人ほど欲しい情報に効率的にアクセスできるため学習効率が高いように感じます。なのでPrAha Challengeのメンターセッションで粗すぎる質問を受けた時は、 自分が既に理解していること、まだ理解できていないことを書き出してもらったり、理解できていないことをより詳細に明文化してもらったり、違う言葉に言い換えてもらう 、みたいな取り組みを通して「質問を細かく分解する技術」を身につけてもらおうとしています。