https://www.yamarkz.com/blog/implementation-practices-for-batch-processing

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バッチ処理は既に先人の方々が多くのナレッジを公開してくれていますが、それでもなお難しさが変わらないテーマだと思っています。

この記事は、筆者がこれまでの開発経験で気づいたバッチ処理の実装ナレッジを整理し、体系化を目指して文章にしました。

ここでの内容が、より良い課題解決に貢献できれば幸いです。

自身の断片的な思考整理(メモ書き)の延長で内容を整理したため、一部書き振りが統一されておらず、読みにくいかもしれません。ご了承ください。🙏

バッチ処理は難しい。

人によっては簡単なテーマかもしれませんが、自分は難しいテーマだと思っています。

「難しさの根源は何か?」を考えると、1. 考慮点が多様にあること 2. 解決する課題によって答えが大きく変わること に整理できました。

この2点は、どのソフトウェア開発にも当てはまる項目ではありますが、ことバッチ処理においては顕著に現れます。

1. 考慮点が多様にあること

バッチ処理は考慮する点が多様にあります。

多量ではなく、多様としているのは考慮の幅が広く多角的だからです。

幸いにも考慮点は一般的なものとして整理されており、「何を考えて答えを出しておくべきか?」が定義されています。見てみましょう。

処理件数

処理時間