https://zenn.dev/zerebom/articles/48292f64e50735
こんにちは、Wantedlyでデータサイエンティストをしている樋口です!
先日会社で買ってもらったデータビジュアライゼーションの基礎を読みました。データ可視化について網羅的にわかりやすく書かれており参考になったため、記事にまとめてみました。書籍の英語版は無料で公開されているため、よければこちらも参考にしてみてください。
データビジュアライゼーションの知識を学ぶことで、科学的に誤った表現をせずに、芸術的に美しい表現ができ、明確で明瞭かつ魅力的にデータから得られる示唆を伝えることができる様になります。📊
本記事では、特定のライブラリや描画手段によらないデータ可視化の基礎について紹介します。
分量が多くなってしまったので、本記事ではデータビジュアライゼーションの”グラフ"にのみ着目しています。グラフ以外の構成要素(色、タイトル、テキスト、etc.)については別途記事にしたいと思います。
今回紹介する全グラフと、その使い分けは以下の通りです。
以降の章では"量", "分布", "内訳","関係性"の4つに分けてそれぞれ紹介していきます。
余談ですが、書籍には上記の図にはない種類のグラフも紹介されてます。(全部紹介するのは大変だったので絞りました😇 詳しくは5章を確認ください)
データ可視化で最もメジャーなうちの一つである棒グラフですが、この棒グラフにおいて気をつけることは主に3つあります。