https://zenn.dev/ik11235/articles/android-wireless-debug

Android11でワイヤレスデバッグという新しい機能が追加されました。

今までAndroid実機をADB経由で操作する際、USBケーブルで繋ぐ必要がありましたが、それをWi-Fi経由で接続できるようになった機能です。

ワイヤレスデバッグの有効化

ワイヤレスデバッグは開発者オプションから有効化できます。 開発者オプションが表示されない方は、デバイスの開発者向けオプションを設定する | Android デベロッパー | Android Developers を参考に開発者オプションの表示を有効化してください。

開発者オプションを開くと、デバッグメニューに表示されます。

ここで、SwitchをONにすると、確認ダイアログが表示されます。

ダイアログで接続を許可すると、ワイヤレスデバッグが有効化されます。

(なお、端末がWi-Fiにつながっていない場合は、次のエラーが出ます。)

ADBで端末に接続する

ワイヤレスデバッグを有効化したら、ADBを使用するホストマシンと端末を接続されます。

最初に、接続情報を確認する必要があります。 「ワイヤレス デバッグ」のメニュー部分をクリックして詳細画面を開きます。

詳細画面では、端末のIPアドレスとワイヤレスデバッグ用のポート番号が表示されます。 なお、このポート番号はワイヤレスデバッグの有効化ごとに変更されます。

このIPアドレスとポートに対して、ホストマシンから接続リクエストを行います。