https://techblog.forgevision.com/entry/2018/11/13/131650

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みなさんこんにちは、ソリューション技術部の中島です。

今回はアジャイル開発におけるドキュメントのあり方について考えてみたいと思います。

はじめに

最近、弊社のシステム開発現場でも「アジャイル」という言葉に触れる機会が多くなってきました。 私自身もその考え方を学び、実践していく中で、最近周りからよく聞き、気になっている言葉があります。 それは、

というもの。

などなど、頻繁に耳に入ってきます。

今回この記事で、その誤解を解くとともに、ドキュメントに対する新しい向き合い方を提案し、 システム開発の現場をよりよくするために少しでもお役に立てればと思います。

なぜ「アジャイル開発ではドキュメントを書かない」のか

動くソフトウェアに価値がある?

なぜこのような誤解が生まれるのか、まず最初に思いつくのは、アジャイルソフトウェア開発宣言にある

という部分でしょう。 ドキュメントなんていらない、動くソフトウェアがあればいい、という極論(と敢えて言います)はこれを誤って理解することにより発生する部分もあるでしょう。

しかし、この宣言で重要なのは、一方が無価値で、もう一方に偏重するということではなく、