https://coliss.com/articles/build-websites/operation/work/how-qr-code-works.html

少しマニアックな知識、QRコードの仕組みを紹介します。

QRコード決済、リンクをQRコードで提供するなど、日常的に使用されているQRコードにあるそれぞれのパターンがどのように機能しているか、どういう役割をしているのか、なぜ上下逆さにしても読み取れるのか、なぜ一部が隠されても読み取れるのかなどが分かります。

下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。

はじめに

QRコードがどのように機能しているのか、疑問に思ったことはありませんか? 控えめに言って、実に、おもしろい!

注意: この記事では非常にマニアックな内容が含まれています。

QRコードの仕組み

QRコード(Quick Response code)はトヨタ自動車の子会社によって、製造プロセスで部品を追跡するために考案されたものです。

それまで使用していたバーコードでは特定の角度にしないと読み取れず、サイズに比べて多くのデータを保存できないという問題がありました。

上: QRコード、下: バーコード

QRコードはそういった問題を解決し、さらに多くのことを可能にしました。

ファインダーパターン(Finder Patterns)

QRコードで最も特徴的なのはファインダーパターン(Finder Patterns)と呼ばれる四角形で、これはリーダーがコードを検出するのを助けるものです。

4番目の小さな四角形、アライメントパターン(Alignment Pattern)で、コードがどんな角度でもリーダーがどちらが上であるか判断できるようになっています。

タイミングパターン(Timing Pattern)

見落とされがちですが、すべてのQRコードにはタイミングパターン(Timing Pattern)と呼ばれる白と黒のドットが並んでいます。