https://feb19.jp/blog/20220904_jqueryreactvue

ウェブアプリケーション開発で React や Vue を使うのはまぁよくある話かなと思うのですが、マーケティングや広報活動など広告クリエイティブ系のウェブサイト制作ではどれぐらい使われているのかなと思い、暇つぶしに集計してみました。

調査方法

母集団

ウェブギャラリーサイトをいくつか見て比較的国内系のセレクトが多そうな https://io3000.com/ さんから 2022 年に紹介されている 175 件と、ウェブサイトのアワードサイトとして有名な https://www.awwwards.com/websites/ さんで 2022.8 以降に Winner とされている 134 件で、計 309 件を母集団としました。

これらを母集団としたため、あくまで「見た目や創作性が優秀とされるサイト」の中でどうか、という調査になっています。

集計・分類方法

Wappalyzer を使用し、そのサイトで検出できたライブラリを集計しました。

そして「国内・海外でライブラリの使用度合いが異なる」という説をよく聞くので(私もそういう感覚があった)、国内・海外サイトそれぞれ分類して比較しました。日本語が書かれているとか、ロケール選択で本国がありそうとか、ドメインが jp とか、いくつかの要素から国内外は類推して分類しました。

母集団のうち国内サイトは 137 件、海外サイトは 172 件でした。

結果

jQuery

jQuery は国内外よく使われていますが、比較的国内の方がよく使われています。

jQuery 利用率: 国内 93/137 (67.9%) 海外 76/172 (44.2%)

jQuery Mobile や jQuery UI 、jQuery プラグインを利用するために利用するケースなども多いようです。

React

海外の方が使われてきているかなという印象です。