https://qiita.com/bouitengineer12/items/530d04075e68b3f1a6f6
T字形ER手法という言葉を知ったのはSQLアンチパターン 幻の26章「とりあえず削除フラグ」を見たときでした
削除も更新もしない ーー
「ほーん、そんなんあるんか」って感じでしたw 全部履歴テーブルみたいにすれば良いのかな?と勝手に思っていましたが、これわかってないとまずいなと思ったので本買って読んでみました
今回読んだ本T字形ER データベース設計技法
どうやら通称「黒本」と呼ばれているらしく、現在は絶版らしいです(なぜかamazonに置いてあったw) よくよく調べてみたら「黒本」が一番古いらしく、「論考」、「赤本」、「いざない」と新しい本が出ていました 前提が変わっているらしく、今から本買う人は一番新しい本買ったほうが良いかも?
T字形ER手法というのは古い呼び方らしく、現在はTM(Theory of Models)と呼ばれています 最新の情報が欲しい方は下記URLをチェック! 最近ではZoomを使った講演も行っているみたいです
佐藤正美の問わず語り 事業分析・データベース設計 Theory of models
さておき、今回黒本から学んだ内容を書いていこうと思います (バージョンによる差異はあるようなのですが、実際に使う技術的な部分はあまり変更されていないようなのでさらっと知りたい人には十分だと思います)
※正しくは「TM」ですが、僕がまだTMをちゃんと理解していないため以降T字形ER手法と書かせてもらいます ※これから出てくる例は黒本を参考に一部自分好みに修正しています
T字形ER手法は、現行のコード体系に準拠しながらビジネスを逆解析する手法のこと
つまり、ビジネスをデータ構造を使って表現しよう、という試みがT字形ER手法です 既にあるコード体系からモデリングを行うため、自分たちで勝手にIDやNoを追加してはいけません
T字形ER手法で使われる技法は下記のようになっています
5つの技法(基本技法)