https://techlife.cookpad.com/entry/driver-web-app-in-cookpad-mart-2022

クックパッドマートの開発に携わっていますバックエンドエンジニアの中村です。

クックパッドマートは生鮮食品のECサービスで、流通の仕組みを自分たちで作っています。当然ですが商品を流通させるには、物理世界でものを動かす必要があります。実際にものを運ぶのはドライバーと呼ばれる人が行っており、このドライバーに向けていつ・何を・どこに運ぶといった指示をする必要があります。このエントリではそんなドライバーへの指示のために開発しているWebアプリケーションを紹介します。

各便のアプリケーション

クックパッドマートの流通の中には販売者が出荷してからユーザーの手元に届くまでに、タイムライン別に複数の流通方法が存在しています。タイムライン順に 「出荷サポート便」,「ハブ便」,「ステーション便」 といった流通方法が存在しておりそれぞれの便で個別にWebアプリケーションを用意しています。各流通方法を含む流通全体についてはこちらのエントリを見ていただけるとわかりやすいかと思います。

出荷サポート便Web

ローカルスポットという販売者の一時出荷拠点からハブという最大の流通拠点に運ぶ際に使用します。ドライバーはその日立ち寄るローカルスポットを確認し、各ローカルスポットで指定された商品を集荷します。その後指定されたハブの番地に商品を納品します。

あるハブから別のハブに運ぶ際に使用します。ドライバーは立ち寄るハブを確認し、それぞれのハブで指示されたコンテナを集荷・納品します。また集荷の際には行き先を示したラベルに張り替えるため、コンテナ用のラベルの印刷を行います。

ステーション便Web

ハブからステーションというユーザーが実際に受け取りを行う拠点に運ぶ際に使用します。ドライバーは集荷するハブを確認し、ハブでコンテナを集荷します。集荷の際には納品先のステーション番地のラベルに張り替えるため、コンテナ用のラベル印刷を行います。その後指定されたステーションに立ち寄りながらコンテナを納品していきます。

使用技術

開発時期によって違いはありますが、最近は以下のような構成にしています。